1985年、前身である (株)石井個性學研究所設立、以前からおこなっていた日本語研究との融合により、1989年「個性の3分類」を発見。
1990年、生年月日をもとに、客観的に「個性の質的分類」が完成し、「個性學」が誕生しました。
21世紀のスピード社会と経済、インターネットによる海外との直接交流、益々多様化する人間関係に対応するため、平和で豊かな社会を創るために、互いを認めあい正直に関わりあい、生得的能力を十分に発揮できるような生き方を支援することを目的としています。
個性學を知って学び使えば使うほど、人生がうまくいき、楽になります。
生年月日で分かること、決まっていることだけで体系化したからです。
生まれ持った「種」を育て、それぞれの花を咲かせることが幸せと考えています。
個性(種)を知るための情報は生年月日のみです。
大きく分けると4つなります。
-
量ではなく質。個性學は、個性を量で比較するのでなく、「質的」な面から判断するように勤めています。
-
個性の分類があります。
3~6~12分類、4分類、2分類(5種類)と、一つの分類やいくつかの分類の組み合わせでみることによって、一人の人を客観的に適切な見方が出来ます。
-
トキの概念があります。
トキには年・月・日それぞれにトキがあり、それにはサイクル・期間・事件があります。
-
3分類サーキュレーションの原理があります。
相手の3分類(個性)を知っていれば、よりコミュニケーションがスムーズになり、人間関係のトラブルを減少できます。
個性とは、植物でいえば「種」と考えます。
種が桜であれば、その一生は桜です。桜として生まれて、梅の花を咲かすことは不可能です。
人間も生まれながらにして「種=個性=生得的な『質性』」を持っており、個性學はその「質性」を社会で発揮し、幸せに生きるための指針となります。
木にも梅、桃、桜などがあります。人間にもそのような種類があるのだとわかりました。
また、桜にも様々な種類があります。八重桜、枝垂れ桜、吉野桜・・・同じ桜でも、色や花の形が違います。
吉野桜に常夏のハワイで満開の花を咲かせようとしても困難なことです。それがハイビスカスなら自然に華麗な花を咲かせることが出来るでしょう。
自分がどの種類の種かを知ることは、どこでいつどのように咲くことが幸せかを知ること。つまり「その種に備わっている才能、能力に集中して伸ばし」、そして「備わっていない能力を無理に付加しようとしない」ようになることが大事なのです。
個性を知ることは、その人それぞれの個性を理解し尊重することです。生まれ持った個性を知れば、
- 人の真似をしない
- 人と比較しない
- 人を羨ましがらない
という考えができ、イキイキと自分らしい幸せな生き方が出来ます。
また個性が違えば、何かの成果をあげる上での方法、道のり、そして結果の出し方がそれぞれ違います。
個性學を知るだけで、それらを点数の優劣ではなく、生まれ持った「質性」の違いとして捉えることができます。
例えば、梅と桜はトキを異にして咲きます。また、桜でも種類により花が咲くトキ、散るトキがそれぞれ異なります。
同じように人間にも好調期、低調期のサイクルがあり、それを「トキ」としています。
「トキ」を事前に知ることによって、いつ何が起こるか、いろいろな準備・対応ができます。
相性は複数の人間関係の法則です。
AさんはBさんとは何事もスムーズに運ぶのにCさんとは思うように運ばないということがあります。
これらの関係を天分やトキとは違う角度で説明できるものです。
具体的には、ビジネスを行うとき、友人関係、恋愛、結婚などの相性があります。
生年月日を変えることが出来ないように、生得的な「天分」や「トキ」は一生変わりません。
ただ、「器」は生き方(環境、教育、努力や訓練、経験など)で変化します。
個性は先天的なことと後天的なことで形成されると考えられます。同じ生年月日であれば個性は同じです。しかし、「器」があるために生き方で人生は大きく異なります。
生年月日による人間(個人)の客観的な新しいフレームワークを創ることに成功しました。
それを視覚化した類型表が「個性のフレームワーク」で現在720万種類あります。
この表で瞬時に天分とトキがわかります。初めて会った人でも、即座にその人を個性學的に理解することができます。
現在はインターネットの普及で実際に会わなくとも繋がれる時代です。この表によって即座に相手を理解し、より豊かで深いコミュニケーションが取れるようになります。
文化・経済・政治・NPOなど、広く世界の発展にも貢献できれば嬉しい限りです。